この記事は「ウイニングポスト9 2021」および「ウイニングポスト9 2020」の系統確立について書いた内容です。
皆さんは「系統確立」を意識していますでしょうか?
特に初心者の方は「系統確立」をあまり意識せずにプレイしている方も多いかと思います。
というのも、その時の成り行きで「爆発力」や「配合評価」だけを優先して配合してもそれなりに強い馬は産まれるからです。
手軽に強い馬を生産できるのも本ゲームの魅力的な部分ですよね。
しかし、配合時にもう一歩踏み込んで「系統確立」を意識することで、より爆発力の高い配合が出来る可能性が増え、更には当該種牡馬が引退後の次世代の配合時にも恩恵が得られるため、系統確立をさせることでそれまでとは違った新しい楽しみが増えるでしょう。
目次
1.系統確立とは
系統確立とは、特定の条件を満たすことで馬の属している系統に新しい系統が出来ること。
系統確立の種類として、「親系統確立」と「子系統確立」がある。
系統確立した種牡馬には血統表の当該種牡馬に大種牡馬因子または名種牡馬因子が付く。
2.系統確立のメリット
系統確立のメリットは複数あるが、特に直近の配合で得られるメリットとしては以下のものが代表的である。
・配合時、繁殖牝馬の父が系統確立していることで「母父」の配合理論の恩恵が得られ、爆発力に最大で+4が加算される。
・配合時に「活力源化種牡馬因子」の配合理論の恩恵が得られ、種牡馬因子の数に比例して爆発力のアップが期待できる。
3.系統確立の方法
(1)子系統の系統確立の条件
・対象種牡馬が現役である。
・対象種牡馬を除く後継種牡馬が4頭以上現役である。
・対象種牡馬の所属地域で血統支配率が5%以上か、全世界で2%以上である。
(2)親系統の系統確立の条件
・親系統にしたい子系統の下に、2頭以上の子系統を確立させる。
・親系統にしたい子系統の下に、3代にわたり子系統を確立させる。
※子系統の確立と違って、対象種牡馬が引退していても可。
4.系統確立に適した種牡馬とは
(1)能力因子持ちの馬
系統確立した際の配合理論「母父」の効果が能力因子の数に応じた爆発力の増加のため、能力因子を2つ持っている種牡馬がベスト。
配合理論「母父」は能力因子1つにつき爆発力+2が加算されるため、能力因子2つ持ちは爆発力+4が加算されることになる。
爆発力増加の対象になる能力因子はスピード、スタミナ、パワー、瞬発力、勝負根性、柔軟性の6種類で、早熟、晩成、気性難の因子は爆発力増加の対象にならないので注意が必要。
(2)2代前(祖父母世代)の親系統4種類がすべて違う
配合理論「血脈活性化配合」の成立を容易にするためには、出来れば2代前の親系統が全てバラバラなのが望ましい。
(3)ステータスの高い馬
配合の基本として、スピードやサブパラメータの能力値の高い馬ほど、幼駒の能力も高くなる傾向にあるため、出来るだけスピード能力やサブパラメータの高い馬が望ましい。
4.まとめ
ウイニングポストの配合理論は複雑で多岐にわたるめ、初心者にはなかなかとっつきにくく、そこまで考えなくても十分に楽しめます。
しかし、次世代を考慮した配合を考えたり、自分のオリジナル馬が大種牡馬となって系統を確立することもこのゲームの魅力の一つでしょう。
初心者の方はある程度は成り行きでプレイしてゲームに慣れたら、まずは比較的狙いやすい子系統の確立を目指して、配合の奥深さなどこのゲームの新しい魅力を発見してはいかがでしょうか?
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